KRELL（クレル）は、1980年、アメリカ合衆国コネチカット州にダン・ダゴスティーノによって設立されました。
ダゴスティーノはフリーのエンジニアとして様々なメーカーのオーディオ関係の開発に関わった後、独立しKRELLを創業します。

KRELLという社名は、彼が子供の頃に観た「禁断の惑星」というSF映画に登場する惑星アルタイアの地下でほぼ無限のエネルギーで超古代文明を築いた先住者の名前「クレル」が由来です。
KRELLが初めて製造した「KSA100」といパワーアンプは、当時としては最高の出力を誇る製品で、無限のエネルギーとイメージを重ねあわせて社名にしました。

「KSA100」は出力だけでなく、ルキーホワイトのアルマイト仕上げパネルに金メッキ仕立ての止めビスを配するというデザインも好評でオーディオファンを魅了しました。

KSA100

その後、

プリアンプでは「PAM2」「PAM3」「KRS1」など、

パワーアンプでは「KSA100」をベースにした「KSA50」「KSA80」「KSA200」、「KRC-HR」「KRC-3」、
ステレオパワーアンプFPBシリーズ「200」「300.」「600」、
「KAS」「KAS2」、「KAV-250a」「KAV-500」、「KAV-500i」「KAV-250a/3」、
「TAS」「KAV-2250」「KAV-3250」「KAV-400xi」など、

モノラルパワーアンプでは「KMA100」「KMA200」「KRS200」、「MDA500」、
ステレオパワーアンプFPBシリーズ「250」「350.」「650」など、

DACでは「SBP-64X」「REFERENCE64」など、

CDプレーヤーでは「MD-1」「CD-DSP」「KPS-20i」、「KPS28c」など、

スピーカーでは「LAT-1」、「LAT-1000」などを発売。

2006年には、Evolutionのテクノロジーを従来のFPBシリーズに波及させる新たなプリ202,222、パワー402,600,900、デジタルディスクプレーヤー505など一群のEvolutionシリーズを発表しました。

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