Wadia Digital (ワディア・デジタル)は、1988年、アメリカ合衆国に、ワディア・モーゼスらが中心となって設立されたハイエンドデジタルオーディオメーカーです。
1988年にDAコンバーター「Wadia 2000」を発表し一躍注目される存在となりました。
CDから再生される音をアナログレコードのような温かみのある自然な音に表現することにこだわった「Wadia 2000」は、処理能力の高いCPUと、フレンチカーブと呼ばれたプログラムを搭載。そのため、デコーディングコンピューターとも呼ばれました。
Wadia 2000
1989年には「Wadia 1000」を発表。
またフレンチカーブを進化させたデジマスターを開発し、「1000 DM-X64」「DM-X64.4」「DM-X64.4S」「DM-X32」などを発表していきました。
1992年、ワディア初めてのCDプレーヤー「Wadia6」を発売。
VRDSメカカとDACボードを一体化したWadia6は、たくさんのオーディオファンを魅了しました。
その後、「Wadia16」「Wadia21」「Wadia23」「Wadia860」「Wadia850」「Wadia830」を発表していきました。
2007年には、ワディア初のSACD/CDプレーヤー「581」「581i」を発表。
2008年、iPodから生デジタル信号を引き出す「Wadia170 iTransport」を、
2010年、超小型アンプ「Wadia151 PowerDAC mini」を、
2011年、iPod以外にiPhone,iPadに対応した「Wadia171 iTransport]を発表しました。
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